重なり合う、ふたつの暮らし

この家が目指したのは、「無理のない共生」と「心地よい独立」
重なり合いながらも、それぞれの暮らしを尊重する新しい二世帯住宅が実現しました。

外観はモノトーンを基調にしたシックなデザイン。内観は木の温もりを感じられるナチュラルな素材を用い、落ち着きとやさしさが同居する空間に仕上げています。リビングやダイニングからは庭の緑を望むことができ、日々の暮らしに季節の移ろいを取り込めるのも魅力です。

2階リビングは、グレーの塗り壁と木の温もりが調和した落ち着きのある空間。コンパクトながらも家具や色合いをシンプルにまとめることで、広がりと居心地の良さを感じさせます。
無垢材で造作した背面収納に、白で統一したキッチンは優しい雰囲気。
2階に上がってきて、リビングに入る前に手を洗える造作の洗面台。
やわらかな照明に包まれる夜の2階リビング。日中とは異なる表情を見せ、穏やかなひとときを演出します。
1階のLDKは、大きな窓からたっぷりと光が差し込む、開放感あふれるリビング。自然素材に包まれた落ち着きのある空間は、家族の時間を心地よく彩ります。
鏡はお施主様お持ち込みのアンティーク。鏡の雰囲気に合わせて、タイルやクロスをセレクトした1階の洗面。
共用スペースの玄関は、導線を2つ確保し収納もそれぞれに。