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あなたに最適な土間収納の広さを見つけよう!プランニングのコツ

土間収納の広さ、どれくらいがちょうどいいの? 新築を計画中の方、特に戸建て住宅を建てる方は、土間収納の広さを検討する際に迷うことが多いのではないでしょうか。
収納する物によって必要な広さは大きく変わるため、適切な広さを確保することが快適な暮らしに繋がります。
今回は、土間収納の広さを決めるための具体的な手順や注意点、広さ別の収納プラン例などを分かりやすくご紹介します。
失敗しないためのポイントも解説しますので、ぜひ最後までお読みください。

土間収納の広さ検討のための基礎知識

土間収納のメリットとデメリット

土間収納は、玄関先に土足のまま利用できる収納スペースです。
メリットとしては、玄関をすっきりさせられること、汚れを気にせずアウトドア用品などを収納できること、室内に持ち込みたくないものを保管できることなどが挙げられます。
一方、デメリットとしては、設置面積が必要になること、玄関が汚れやすくなる可能性があることなどが挙げられます。
これらのメリットとデメリットを比較検討し、ご自身の生活スタイルに合った判断をしましょう。

収納する物の種類と量を明確にする

土間収納の広さを決める上で最も重要なのは、収納する物の種類と量を具体的に把握することです。
靴、コート、傘、掃除用具、ベビーカー、自転車、スポーツ用品、アウトドア用品など、収納したい物をリストアップし、それぞれのサイズを計測しましょう。
特に、ベビーカーや自転車など、大型のアイテムを収納する場合は、それらのサイズを考慮して十分なスペースを確保する必要があります。

広さ別の収納プラン例 0.5畳~2畳以上

・0.5畳:幅180cm×奥行き45cm程度のオープンタイプやクローゼットタイプが使い勝手が良いでしょう。
奥行きが浅いため、コートなどは正面を向いた掛け方になります。

・1畳:幅270cm×奥行き60cm程度のオープンタイプやクローゼットタイプ、幅180cm×奥行き90cm程度のウォークインタイプなどが考えられます。
クローゼットタイプであれば、下段をオープンスペース、上段に棚を設けることで、様々な物を収納できます。
ウォークインタイプの場合は、片面に靴、もう片面にコートなどを収納するレイアウトが可能です。

・2畳:両側を棚にしたウォークスルータイプも可能です。
片面に靴用の棚、もう片面にハンガーパイプを設置することで、コート類も収納できます。

・3畳以上:大人用の自転車も収納できます。
DIYスペースや趣味のスペースとして活用する場合も、棚の配置を工夫することで作業スペースを確保できます。

土間収納のタイプによる広さの考え方
(オープンタイプ・クローゼットタイプ・ウォークインタイプ・ウォークスルータイプ)

オープンタイプは、扉のないオープン棚で、視覚的に開放感があります。
クローゼットタイプは扉付きで、収納物を隠せるメリットがあります。
ウォークインタイプは、個室タイプで、広々と収納できます。
ウォークスルータイプは、玄関と室内を繋ぐ通路のようなタイプで、動線をスムーズにできます。
それぞれのタイプによって、必要な広さが異なりますので、ご自身のライフスタイルや収納する物に合わせて最適なタイプを選びましょう。

土間収納の広さ決定のための具体的な手順と注意点

収納物リストの作成とサイズ計測

まず、収納する物のリストを作成し、それぞれのサイズを正確に計測します。
高さ、幅、奥行きを記録し、収納する際に必要なスペースを正確に把握しましょう。
大型のアイテムについては、実際に収納した際の動作をシミュレーションすることで、より正確なスペースを算出できます。

必要なスペースの算出 方法と注意点

収納する物のサイズを計測したら、それぞれのアイテムの収納に必要なスペースを計算します。
アイテムの数とサイズを基に、必要な面積を算出します。
この際に、アイテムを取り出すためのスペースや、動線を確保するためのスペースも考慮に入れることが重要です。
余裕を持たせることで、使い勝手の良い収納を実現できます。

動線確保のためのスペース確保

収納する物を取り出しやすく、また収納スペース内をスムーズに移動できるよう、十分な動線を確保しましょう。
通路幅を確保し、アイテム同士が干渉しないように配置を計画します。
特にウォークインタイプやウォークスルータイプの土間収納では、動線の確保が重要になります。

将来的な変化への対応 可動棚の活用など

将来的なライフスタイルの変化を考慮し、可動棚などの活用を検討しましょう。
家族構成の変化や趣味の変化によって、収納する物や量が変わる可能性があります。
可動棚を使用することで、棚の配置を簡単に変更でき、収納スペースを柔軟に活用できます。

予算と施工可能範囲の確認

土間収納の広さは、予算と施工可能な範囲によって制限されることがあります。
事前に予算を立て、施工業者に相談して、実現可能な広さを確認しましょう。
広さを優先するあまり、予算を大幅にオーバーしたり、施工が困難になったりするのを避けるためです。

専門家への相談

土間収納の計画は、専門家である建築士や設計士に相談することをお勧めします。
専門家のアドバイスを受けることで、より使いやすく、効率的な収納スペースを設計できます。
不明な点や不安な点があれば、積極的に質問しましょう。

まとめ

今回は、土間収納の広さを決めるための基礎知識から、具体的な手順、注意点までを解説しました。
収納する物の種類と量を明確にし、必要なスペースを正確に算出し、将来的な変化にも対応できる設計を心掛けましょう。
動線の確保や、可動棚の活用も忘れず、快適な土間収納を実現してください。
予算や施工範囲の確認、専門家への相談も重要です。
これらの点を踏まえ、ご自身の生活スタイルに最適な土間収納を計画しましょう。
快適な住まいづくりに役立てば幸いです。

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posted at 2025.05.08

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