土地選び失敗しないために!要注意な土地の特徴と土地選びのポイントとは?
マイホーム購入を検討し、土地探しを始めたばかりのあなたは、きっと「失敗だけは避けたい」と強く願っていることでしょう。
土地選びは、家づくりの第一歩であり、将来の暮らしを大きく左右する重要な決断です。
しかし、土地選びには様々な落とし穴があり、注意すべきポイントも数多く存在します。
せっかく理想のマイホームを建てようとしても、土地選びで失敗してしまうと、後悔する可能性も。
この記事では、土地選びで失敗するケースや注意すべきポイントを紹介します。
土地選びで失敗するケース
1:土地の形がいびつ
土地の形が正方形や長方形ではなく、いびつな形をしている場合、建築費用が高額になる可能性があります。
例えば、三角形や台形など、複雑な形状の土地は、家を建てるための設計が難しく、建築費が割高になる傾向があります。
また、建築面積が狭くなる可能性もあるため、希望通りの間取りを実現できない場合もあります。
2:隣地より低い土地
隣地よりも低い位置にある土地は、雨水や下水などが流れ込んでくる可能性があります。
特に、雨の多い地域や、隣接する土地が造成された土地の場合は注意が必要です。
排水対策が不十分な場合、浸水被害が発生するリスクも。浸水対策には、ポンプアップ排水設備の設置など、追加費用がかかる可能性もあります。
3:土地の前の道路に消火栓が設置されている
消防用機械器具や消防用防火水槽から5m以内には駐車禁止と道路交通法で定められています。
そのため、消火栓が設置されている土地に家を建てると、車庫や駐車スペースを確保できない可能性があります。
4:道路に接していない角地
公道に面していない土地は、建築許可を得られないため、基本的に購入できません。
このような土地は、物件資料に「再建築不可」という記載がある場合もあります。
5:抵当権が設定されている土地
抵当権が設定されている土地は、土地の購入と同時に抵当権が解除されない限り購入できません。
万が一、債務者が債務を弁済しない場合には、購入した土地が差し押さえられる可能性があるため、注意が必要です。
失敗しないための土地選びのポイント
1:セットバック不要の土地を選ぶ
建築基準法では、家を建てるための土地に接道義務を設けています。
「4m幅以上の道路(地域によっては6m幅以上)に2m以上接していなければならない」というものです。
しかし、昔の基準で整備された地域などは、幅4mの道路に面していないケースが多々あります。
このような土地は、いずれ4m道路を敷設する際に、土地を後退(セットバック)して建物を建築しなければなりません。これをセットバックといいます。
セットバックが必要な土地を購入すると、建物の建築面積が狭くなり、希望通りの間取りを実現できない可能性があります。
また、セットバック部分の土地は、ほとんどの自治体で寄付もしくは、無償使用を承諾することになります。
2:法的に希望の家を建てられるか確認
土地の容積率や建ぺい率を事前に調べて、法的に希望する住宅を建てられる土地かどうか確認することも重要です。
容積率とは、敷地面積に対する建築物の延べ面積の割合のことです。
建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積の割合のことです。
容積率や建ぺい率は、地域によって異なります。
3:ハザードマップを確認する
地域のハザードマップから、購入しようとしている土地が土砂災害や水害などの危険性が高い地域なのかどうかの確認も重要です。
ハザードマップは、災害発生時の被害想定区域を示した地図です。
ハザードマップには、土砂災害、洪水、高潮、地震などの災害に関する情報が記載されています。
購入しようとしている土地がハザードマップで示されている危険区域に含まれている場合は、災害リスクを考慮して、土地購入を検討する必要があります。
まとめ
この記事では、土地選びで失敗するケースと、失敗を防ぐためのポイントについて解説しました。
土地選びは、家づくりの最初の段階であり、慎重に進めることが重要です。
この記事で紹介した内容を参考に、安心して土地選びを進めてください。
失敗しない土地選びは、将来の快適な暮らしを実現するための重要な第一歩です。この記事があなたの土地選びの参考になれば幸いです。
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