土間収納のある間取りをご紹介!
自分好みの家づくりがしたいとお考えの方の中には、土間収納を検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一方、いざ土間収納を作るとなると、何に気をつければ分からないという方は必見です。
本記事では、土間収納のある間取りと、土間収納の間取りのポイントについてご紹介します。
□土間収納のある間取りとは
土間は、屋内でありながら靴を履いたまま自由に移動できるスペースです。
従来の日本の伝統的な玄関や勝手口から続く土間の台所が、昔ながらの印象を持たれることがあります。
近年では、現代のライフスタイルに合わせてデザインされた土間が、主に玄関やインナーガレージの出入り口に増えています。
和モダンな雰囲気が人気であり、内と外をつなぐ洗練された緩衝エリアとして注目を集めています。
子供の遊び場や趣味の作業場だけでなく、アウトドア用品や靴を収納するシューズクロークを望む家族からも支持を得ています。
□土間収納の間取りのポイント
土間収納の間取りで後悔しないためには、以下に挙げるポイントに気をつけることをおすすめです。
1.広さはを収納アイテムに合わせる
土間収納の広さは、収納したいアイテムに合わせることが肝心です。
通常、1畳から2畳ほどの広さが適しているとされていますが、収納したいアイテムの大きさや量によって必要なスペースは異なります。
具体的に「何を収納するか」を明確にし、アイテムの寸法を考慮することで、無駄なスペースを最小限に抑えられます。
同時に、土間収納の広さを決定する際は、アイテムの大きさだけでなく、スムーズな出し入れを考えたスペースの確保も重要です。
アイテムの寸法に50cmを加えた広さが理想的とされています。
土間スペースが狭い場合でも、上部に可動棚を設置するなどの工夫でスペースを効果的に使えます。
2.使い勝手を考慮した動線を構築
土間収納の配置は、生活動線や家事動線に配慮することも大切です。
玄関からも室内からもアクセスできる2WAY動線を備えた配置にすれば、アイテムの出し入れがスムーズになります。
さらに、土間収納を玄関とキッチンの間に配置すれば、野菜やストック品を簡単にキッチンに運べるパントリーとして活用できます。
家族と来客用の玄関を分ける配置もおすすめです。
家族用の玄関には手洗い用のシンクやコート掛けを設ければ、汚れを気にせずに室内に入れる利便性が向上します。
3.出し入れしやすい大きな引き戸を設置
土間収納の出入り口は、アイテムを取り出しやすい大型の引き戸が理想的です。
開き戸や折り戸では扉の開閉にスペースが必要となり、有効なスペースを確保できないことがあります。
特に、大きなアイテムを収納する場合には、標準よりも大きな引き戸を使用することで、使い勝手が向上します。
□まとめ
土間は、屋内でありながら靴を履いたまま自由に移動できるスペースです。
土間収納の間取りのポイントとして、広さを収納アイテムに合わせる、使い勝手を考慮した動線を構築する、出し入れしやすい大きな引き戸を設置することがおすすめです。
本記事が土間収納を検討する参考になれば幸いです。