二階に和室を設けるメリットとデメリットとは？注意点についてもご紹介します！

家の中でも和室は、落ち着きのある、リラックスができる空間になります。
そんな和室を2階に設ける際には注意するべき点があるため工夫が必要です。
今回は、2階に和室を設置するメリットとデメリット、注意点についてご紹介します。

 

□和室を設けるメリットとデメリット

2階に和室を設置するメリットとデメリットを理解することで、ご自身の家に適した形の和室を考えられます。

 

＊メリット

1つ目の2階に和室を設置するメリットは、癒される落ち着きのある空間になることです。
2階に和室を設置する場合に、寝室として利用することをお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
和室特有の香りや雰囲気は、癒しや落ち着きのある空間を作ってくれるため、リラックスできるお部屋になります。

2つ目の和室を作るメリットは、お子様にとってよい空間になるためです。
お子様が小さい時は、クッション性のある畳の上で遊ばせることが可能であり、なおかつお昼寝やゴロゴロするのにもクッション性と畳の香りが心地よいです。
また、お子様が成長しても、勉強スペースとしても利用できます。

 

＊デメリット

和室を設置するデメリットは、2階に関係なく、畳に関するデメリットが多いです。

1つ目は、畳は汚れやすく掃除が大変という点が挙げられます。
ほこりが溜まりやすく、たまに畳をあげて乾燥させるといったメンテナンスが必要です。
しかし、畳には畳に適した掃除方法があるため、そういった掃除方法を用いるようにすると、比較的掃除がしやすくなります。

また2つ目として、畳は日焼けをしやすいというデメリットがあります。
障子といった直射日光のあたらないようにする工夫が必要です。

 

 

□二階に和室を設ける際に注意すべきポイント

和室を家に設けるメリットは大きいですが、2階に設置することをお考えの方は和室を有効活用できるようにするために注意するべきことがあります。

和室を2階に設ける注意点は、和室を独立させるか、LDKといった他の空間と繋がらせるかという点です。
どのようにするべきかは、ご自身の和室の用途に合わせる必要があります。
親戚や友人、ご家族の部屋といった和室をメインにして過ごすような和室は独立していることがおすすめです。

反対に、お子様が遊ぶ部屋や用途を特に決めずに多目的に使う部屋といった、ご家族同士でコミュニケーションがとりやすいスペースにする場合は、独立させず、LDKといった他の空間と繋げるようにしましょう。
プライベートスペースかつ多目的な和室が独立していると、使う機会が少なくなってしまいます。
そのため、2階の和室を設置するならば、プライベートスペースではなく、ファミリースペースとなるように、吹き抜けやリビング、キッチンといった他のスペースと面するような場所に置く工夫が必要です。

 

□まとめ

今回は、2階に和室を設置するメリット、デメリットと注意点についてご紹介しました。
和室の使用用途によって和室を配置するべき場所が変化します。
和室をどのように使いたいかをよく考え、それに合わせて独立させるか他の部屋と繋げるかをご検討ください。