新築時の付帯工事とは?内容や費用についてご紹介!
新築の家づくりでは、想像していた以上にお金がかかってしまうことがあります。
その原因の1つとして、「付帯工事の費用をきちんと理解していなかった」ということが挙げられます。
付帯工事費用は土地や建物本体にかかるお金ではありませんが、それでも非常に大きな金額となるのです。
今回は、そんな付帯工事について、内容や費用の相場をご紹介します。
新築をお考えの方はぜひご覧ください。
□付帯工事とは?
付帯工事とはその名の通り、家本体を建てるために必要な工事以外の、付帯部分の工事を指します。
例えば以下の工事が挙げられます。
1.地盤調査・改良工事
地盤を調査し、必要に応じて補強するための工事です。
地盤が弱いと、せっかく耐久性の高い家を建てても、全体として地震に弱い家になってしまいます。
そういった状況を避けるために、地盤に関する調査や工事はとても重要です。
2.外構工事
塀や門、玄関アプローチ、駐車場、側溝などの工事です。
マイホームは外構まで完成して「家」となるため、外構にもこだわる方は多いです。
こだわった外構はもちろん、シンプルな外構であってもそれなりに大きな金額がかかるでしょう。
3.給排水工事
給排水管の引き込み工事です。
こうした工事は建物本体の工事ではなく、付帯工事としてカウントされます。
4.解体工事
家の建て替えを行って新築を建てるという場合は、解体工事も必要になります。
建て替えの場合は土地の購入費用がかからない一方で、解体に関わる別の費用が発生するのです。
上記4つが主な付帯工事として挙げられますが、これら以外にも、空調設備に関する工事や照明器具の取り付け工事など、プランや状況によって行われる付帯工事には違いが出る場合があります。
□付帯工事費用はいくらかかる?
付帯工事費は、総費用の20〜25%ほどが相場と言われています。
例えば総費用が4000万円の場合だと、800万〜1000万円ほどになりますね。
800万〜1000万円ともなると、かなりの大金になるため、それだけ付帯工事が重要な工事であると分かりますね。
また、前述したように、付帯工事の内容についてはプランや状況によって家ごとに異なります。
特に、すでに建っている家の解体工事があるかどうかは大きな金額の差を生みます。
そのため、一概に20〜25%だと考えておくよりも、きちんと個別にいくらかかるかを慎重に計算することが大切だと言えます。
□まとめ
今回は、付帯工事の内容と費用の相場についてご紹介しました。
付帯工事としては、主に以下の工事が挙げられます。
・地盤調査、改良工事
・外構工事
・給排水工事
・解体工事
こうした工事にそれぞれいくらかかるかを確認するとともに、他に必要な工事には何があるのかをしっかりとチェックしましょう。
建物本体の工事はもちろん、付帯工事まで含めてきちんと工事内容を確認し、理想の住まいの実現を目指しましょう。