塗り壁の魅力とは?塗り壁の特徴と種類についてもご紹介します!
外壁の種類についてお悩みの際に必ず耳にする塗り壁。
塗装が大きなシェアを占めている中で、塗り壁の特徴とメリットを理解することでその魅力に憑りつかれるはずです。
今回は、塗り壁の種類と魅力についてご紹介します。
古来からある手法で独特な雰囲気を醸し出す塗り壁をご検討の方は必見です。
□塗り壁の特徴と種類
日本では古来より外壁材には塗り壁が使用されてきました。
近年では、サイディングといった方法が取られることが多いですが、伝統的な塗り壁も再注目されています。
塗り壁は職人が手作業で塗るため、デザイン性が高く、洋風建築とも相性がいいという特徴があります。
近年注目されている塗り壁ですが、塗り壁の材料には違いがあります。
1つ目の塗り壁の材料は、漆喰(しっくい)です。
漆喰は消石灰にわらやのりを加えて水で練った壁材のことで、紫外線による自浄作用があるため、藻がつきにくいというメリットがあります。
光沢のある白色に仕上がります。
2つ目の塗り壁の材料は、珪藻土です。
珪藻土は植物性プランクトン殻の化石による堆積物のことをいいます。
珪藻土は無数の穴があり、調湿性能、脱臭機能が優れていることが特徴です。
その他にもそとん壁といった他の材料を使用した塗り壁もあります。
□塗り壁の魅力
塗り壁はデザイン性が高いことが1つの特徴ですが、他にも外観面、性能面においてもたくさんの魅力があります。
*外観面
塗り壁の外観における魅力は、独特な風合いの手作業の味わいを感じられる点です。
職人のコテさばきやセンスが光り、貝殻や手形をつけるといったデザインも可能で世界に1つだけの外壁にできます。
また継ぎ目がないため、一体感のあるなめらかな仕上がりになります。
塗り方や材料によって手触りが違うことから、質感や温かみもかんじられる点が魅力の1つです。
*性能面
塗り壁の下地に使用するモルタルは燃えづらく、仕上げ材も燃えづらいため、防火性に優れています。
また、外壁の素材によっては、高耐久で長持ちする、省メンテナンスのものを選べます。
つなぎ目のない塗り壁はつなぎ目部分が劣化することもないため、手軽なメンテナンスで長持ちするものも多い外壁です。
□まとめ
今回は、塗り壁の種類と魅力についてご紹介しました。
塗り壁には漆喰や珪藻土といった種類があり、それぞれに利点と特徴があります。
また、塗り壁は職人のコテさばきやセンスによって世界に1つだけのデザインに仕上げられます。
防火性にも優れており、手軽なメンテナンスで長持ちさせられるのも特徴の1つです。