和室はいらない?和室のメリットとデメリットをご紹介!
快適で自分好みの家づくりがしたいとお考えの方の中には、和室を作るかどうか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
和室はリラックス効果もあり、のんびりとくつろげる部屋が欲しい方にとっては魅力的な選択肢です。
本記事では、和室のメリットとデメリットを紹介します。
□和室が必要な理由
1.リラックス効果
和室は畳が特徴で、その畳にはリラックス効果があります。
畳のい草から発せられる心地よい香りには、リラックスに効果的な成分である「フィトンチッド」が含まれています。
この成分は木の場所でも感じられ、リラックス効果以外にも、消臭・脱臭、アロマ効果、ストレス軽減、さらには集中力向上にも寄与します。
和室をスタディスペースとして使用することは、特に子育て世代にとって魅力的です。
2.調湿機能
和室の畳は調湿機能に優れています。
い草の畳は空気中の水分を吸収し、部屋の湿度を調整してくれます。
湿度が低い日には水分を放出し、雨の日など湿度が高い場合には湿度を下げてくれるので、快適な環境を維持できます。
3.足元の快適さ
畳は冬でも床が冷たくなりません。
これは冷え性の方や高齢者にとって魅力的です。
畳の上に布団を敷けば、底冷えせず、クッション性もあるため、身体に負担がかかりにくいことが特徴です。
また、靴下を履かずに裸足で過ごすことが多い方にとっても、畳は快適な選択肢となります。
□和室はいらない?
1.メンテナンス費用の負担
和室にはメンテナンスが必要で、畳の寿命は6~10年と短めです。
畳の交換や障子、襖の修理などが必要になることがあり、これには一定の費用がかかります。
フローリングと比べて頻繁なメンテナンスが求められるため、予算を考慮する必要があります。
2.高齢者への使いづらさ
和室は床が柔らかく、重い家具を置けないため、ベッドや棚の設置が難しい場合があります。
高齢になると、畳の上での生活が制限され、床に布団を敷くことが必要になることがあり、これが不便と感じられることがあります。
3.掃除の手間
畳は水をはじきにくく、こぼれた飲み物やペットの粗相、赤ちゃんの事故などに対処する際、掃除が手間となります。
特にシミがついた場合、きれいにするのが難しく、時間を要することがあります。
掃除の手間を軽減するために、こまめなケアや防水対策が必要です。
□まとめ
和室が必要な理由は、リラックス効果や調湿機能、足元の快適さが挙げられます。
一方、メンテナンス費用の負担が必要なことや、高齢者への使いづらさ、掃除の手間があることにも注意が必要です。
本記事が和室を検討する参考になれば幸いです。