北向きリビングの注意点と採光をよくする方法をご紹介!
快適で暮らしやすい家づくりがしたいとお考えの方の中には、北向きのリビングを検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
北向きのリビングはどうしても日光が当たりにくく、部屋が暗くなりがちです。
本記事では、北向きリビングの注意点と北向きリビングの採光をよくする方法をご紹介します。
□北向きリビングの注意点
北向きにリビングを配置する際には、特に南側の近隣住宅に留意する必要があります。
通常、多くの住宅ではリビングを南向きに配置しているため、注意が必要です。
リビングの窓が南向きの窓と対面している場合、遮光や窓の位置の微調整などの対策が必要です。
また、北側にリビングがある場合、洗濯物を干す際に直射日光が当たりにくいため、2階に南向きのバルコニーを設けると良いでしょう。
家具についても考慮が必要です。
長時間直射日光に晒されると、家具が日焼けしてしまう可能性があります。
そのため、日当たりが十分でない環境は、家具にとっては好都合といえます。
また、勉強や読書、デスクワークなど、集中力を高めて作業したい場合は、程よい室温で作業できるメリットもあります。
□北向きリビングの採光をよくする方法
1.鏡の活用
鏡は顔や服装のチェックだけでなく、部屋の雰囲気を一層明るくするための便利なアイテムです。
鏡を照明の前に配置すると、光を反射させて部屋全体を2倍の明るさにしてくれます。
鏡の配置場所も重要で、日光を取り入れられる場所に設置し、角度を工夫して部屋の暗いエリアを照らしましょう。
大きな鏡は視覚的に部屋を広く感じさせ、圧迫感を軽減します。
2.ベランダの工夫
鏡を部屋に置いても十分な日光が取り入れられない場合は、ベランダに鏡を設置する方法も考えてみましょう。
鏡を東の方向に向け、角度を微調整することで、日光を部屋に導入できます。
ベランダには明るい色の砂利やタイルを敷き詰め、これが鏡に反射することで部屋全体が一層明るくなります。
夜には月の光も活かせ、雰囲気を楽しめます。
3.明るい色のインテリアを取り入れる
部屋全体を明るくしたい場合、インテリアの色を変えるだけでも大きな効果があります。
特に白色は反射率が高く、日光や照明を有効に活かせます。
ベッドシーツやカーペット、家具の色を白や明るい色にすることで、部屋全体が爽やかで開放的な印象に変わります。
4.窓際のシェードやブラインドの工夫
厚手のカーテンは開けっ放しでないと日光を活かせませんが、薄手のものではプライバシーが損なわれがちです。
そのため、シェードやブラインドに取り替えることで、自然光を取り入れつつプライバシーを守れます。
明るい色のシェードやブラインドを選ぶことで、光がない時でも部屋全体が暗く感じず、開放感が保たれます。
□まとめ
北向きにリビングを配置する際には、特に南側の近隣住宅に留意する必要があります。
また、家具が長時間直射日光に晒されると、日焼けしてしまう可能性があります。
北向きリビングの採光をよくする方法としては、鏡の活用、ベランダの工夫、明るい色のインテリアを取り入れる方法があります。
本記事が北向きリビングについて理解を深める参考になれば幸いです。