珪藻土の壁のメリット・デメリットを紹介!
新築やリフォームで、自然素材を使った健康的で快適な住空間を実現したいと考えている方もいらっしゃるでしょう。
珪藻土壁は、その高い調湿性や消臭効果などから注目を集めています。
しかし、実際に採用するとなると、メリットだけでなくデメリットや注意点も知っておきたいですよね。
この記事では、珪藻土壁のメリット、デメリットを紹介します。
INDEX
珪藻土の壁のメリットと特徴
珪藻土壁は、自然素材ならではのメリットがたくさんあります。
1:調湿効果
珪藻土は、多孔質構造をしているため、空気中の湿気を吸ったり吐いたりすることで、室内の湿度を快適に保ちます。
梅雨時期のジメジメした空気や、冬の乾燥した空気も、珪藻土壁があれば快適に過ごせるでしょう。
2:消臭効果
珪藻土は、タバコやペットの臭い、料理の臭いなど、様々な臭いを吸着する効果があります。
気になる臭いを軽減し、快適な空間を実現できます。
3:断熱効果
珪藻土は、空気を含むことで断熱性を高めます。
夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるので、冷暖房の効率もアップします。
4:吸音効果
珪藻土は、音を吸収する効果もあります。
室内の反響音を抑え、静かな空間を作ることができます。
5:健康面での安全性
珪藻土は、自然素材なので、人体に有害な物質を含みません。
シックハウス症候群の予防にも効果が期待できます。
また、化学物質を使用していないので、アレルギー体質の方にも安心です。
6:デザイン性
珪藻土は、自然の風合いを生かした様々な色や質感があります。
和テイストから洋テイストまで、どんなインテリアにも馴染みやすい素材です。
珪藻土の壁のデメリットと注意点
珪藻土壁には、メリットだけでなくデメリットや注意点もあります。
1:シミになりやすい
珪藻土は、水分を吸収しやすい性質があるため、醤油やコーヒーなどの色の濃い液体をこぼすとシミになりやすく、汚れが落ちにくいというデメリットがあります。
2:粉が落ちやすい
珪藻土は、土でできているため、触ったり、擦ったりすると粉が落ちることがあります。
衣服に粉が付着したり、床に粉が散らばったりすることもあります。
3:カビが生えやすい
珪藻土は、湿気を吸い込む性質があるため、湿気がこもりやすい場所ではカビが発生する可能性があります。
4:凝固剤の割合による効果の低下
珪藻土壁は、珪藻土と凝固剤を混ぜて作られます。
凝固剤の割合が多いと、調湿効果や消臭効果が低下する可能性があります。
5:衝撃によるヒビ割れ
珪藻土は、衝撃に弱く、強い力が加わるとヒビ割れが起こる可能性があります。
特に、子供が走り回ったり、家具をぶつけたりするような場所では注意が必要です。
まとめ
珪藻土壁は、調湿効果、消臭効果、断熱効果、吸音効果、健康面での安全性、デザイン性など、多くのメリットを持つ自然素材です。
しかし、シミになりやすい、粉が落ちやすい、カビが生えやすいなどのデメリットもあります。
珪藻土壁を採用する際は、メリットとデメリットを比較検討し、自分のライフスタイルに合った素材かどうかを判断することが重要です。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「高度が技術をもって、機能美とデザインを高める家づくり」いぶき建築一級建築士事務所
すべてが⾃由だから、⼩さなこだわりまで実現でき、個性のあるデザインが可能。
コストをかけるところと、そうでないところのメリハリをつけ、予算を最⼤限に⽣かせるというのもメリットです。
デザイン性と提案⼒に優れた設計事務所と、地域密着で確かな施⼯を⾏う⼯務店。
どちらのよさも兼ね備え、両⽅の視点を⽣かすアプローチができます。これが当社の特⻑であり、⼤きな強みです。
松山市を中心に周辺エリアで注文住宅をお考えでしたらまずはお気軽にご相談ください。
お問い合わせは、お電話またはメールにて承ります!
お電話の場合はこちら:089-994-5702
メールの場合はこちら:お問合せ専用フォーム
無料相談の場合はこちら:相談会の詳細ページ
「いぶき建築一級建築士事務所」について:弊社の家づくりについて
イベント情報や施工事例も定期的に更新しておりますのでぜひご覧ください!